口ゴボとは、横から顔を見たときに口元が前に突き出している状態を指します。この状態はEラインと呼ばれる鼻先と顎先を結んだラインを超えて前方に突出している場合に特に顕著です。口ゴボの具体的な原因や改善方法について詳しく解説します。
口ゴボの原因と種類
上顎前突
これは、いわゆる出っ歯の状態で、歯や上顎部分が前に突き出ていることを指します。上顎前突は口ゴボの一般的な原因の一つです。
上下顎前突
こちらは、上顎だけでなく下顎も前に突き出している状態です。上下顎ともに突出しているため、顔全体が前方に出ているように見えます。
下顎形成不全(顎変形症)
下顎骨自体が発達せずに成長し、結果として口ゴボのような見た目になることがあります。特に若い女性に比較的多い印象です。
顎関節の歪み
顎関節自体に歪みがある場合でも口ゴボのように見えることがあります。こちらの場合は左右差が生じるケースが多いです。
口ゴボを改善するトレーニング方法
口ゴボを改善するためのトレーニング方法を2つご紹介します。これらのトレーニングを行うことで、部分的な改善が期待できます。
口ゴボトレーニング(姿勢・頸部編)
姿勢を正して座る
まずは姿勢を正して座ります。ストレートネックの人は下顎が下に引っ張られるため、下顎の位置がずれる傾向があります。
首を前に突き出す
首を前に突き出します。このとき、首の上下の動きにならないように注意してください。
そのまま後ろに引いて5秒間キープ
首を後ろに引いて5秒間キープします。この動作を20回ほど繰り返します。
口ゴボトレーニング(顎関節編)
顎を前に突き出して5秒間
下顎を前に出す外側翼突筋を鍛えるトレーニングです。顎を前に突き出して5秒間キープします。
元に戻して左前に突き出して5秒間
顎を元に戻し、次に左前に突き出して5秒間キープします。
元に戻して右前に突き出して5秒間
同様に右前に突き出して5秒間キープします。この動作を30回程度行います。
顎関節は痛みを生じやすい箇所です。エクササイズ中に痛みを感じた場合はすぐに中止してください。多少の音は問題ありませんが、過度な痛みは避けてください。
口ゴボ改善のための生活習慣の見直し
正しい姿勢を保つ
日常生活での姿勢が口ゴボに影響を与えることがあります。特にデスクワークやスマートフォンの使用時に姿勢が悪いと、顎の位置がずれやすくなります。
口の筋肉を鍛える
口周りの筋肉を鍛えることで、口ゴボの改善が期待できます。例えば、口をすぼめて「う」の形にする運動や、口を大きく開けて「い」の形にする運動を行うと良いでしょう。
バランスの良い食事
栄養バランスのとれた食事を心掛けることも大切です。特にカルシウムやビタミンDは骨の健康に重要ですので、これらの栄養素を意識して摂取しましょう。
口ゴボの治療法
歯科矯正
上顎前突や上下顎前突の場合、歯科矯正が有効です。歯科矯正は歯並びを整えることで、口元の突出を改善します。
骨切り手術
下顎形成不全(顎変形症)の場合、骨切り手術が必要となることがあります。これは下顎骨の形状を修正する手術で、専門の医師による適切な診断と治療が求められます。
顎関節の位置調整
顎関節の歪みが原因の場合、顎関節の位置を調整することで改善が期待できます。専門の治療やトレーニングで対応することが可能です。
まとめ
口ゴボの改善には、原因に応じた適切なトレーニングや治療が必要です。今回紹介したトレーニングを1ヶ月程度続けることで、部分的な改善が期待できます。正しい姿勢を保ち、口周りの筋肉を鍛えることも重要です。
口ゴボでお悩みの方は、まずは自宅でできるトレーニングから始めてみてください。専門の医師や歯科医師のアドバイスを受けることもおすすめします。
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